株式会社CROSS

代表メッセージ

弊社代表

皆様から愛され、社員やその家族が、
「この会社で働いて本当に良かった」
と自らが誇れる会社を目指してまいります。

当社は昭和47年の設立以来、大手建設会社の一次協力会社として45年の歴史を歩んでまいりました。私は新卒で昭和60年に入社し、現場の職長、営業、管理の職務を経て平成22年2月に代表取締役に就任致しました。この間、平成15年4月に倒産(民事再生法)を経験し、多くのお得意様や協力業者の皆様、そして社員とその家族に多大なご迷惑をお掛けし、不安を与える結果となりました。以前は100名を超える社員がおりましたが、再生時にはわずか10数名での厳しいスタートとなった事を昨日の事のように思い出します。それから15年が経過し、今では70名を超える社員が在籍し、日々前向きに業務に励んでおります。
多くの困難を乗り越え、ここまで成長を遂げた今日、平成30年4月1日に服部工業株式会社から株式会社CROSSに社名変更いたしました。新社名には「人の繋がりを大切にする」という想いが込められております。これまでご迷惑をお掛けしたにもかかわらず、継続的にご協力をいただいたお得意様と協力業者の皆様には、言葉では言い尽くせないほど感謝の念に堪えません。また、再生を信じて共に歩んできた社員の存在がいかに大きなものであるか実感しております。不安と重圧、語れないほどの多くの困難を乗り越えてきた彼らは現在も活躍してくれております。

私がこれまでの経験で学んだことは「常にお客様の視点に立ち、心のこもった仕事をすれば必ず良い結果が生まれる」ということです。利益を優先するあまり自己中心的な仕事をすれば、継続的な取引は望めません。これを心に留め、全社員が共有することで、皆様との繋がりを大切に、より強いものにして参りたいと思っております。
また、私は最前線で働く社員の働き方とモチベーションの高さが会社の利益に直結するということも学びました。では、社員にとって働き甲斐のある会社で在るためには何を成すべきでしょうか。
まずは、経営ビジョンと経営計画を明示し、全社員で共有することだと考えております。仕事の意味・目的を理解することにより、会社の将来が見えて、社内に活力が生まれてくると考えます。その上で社員自身に夢を持ってもらいたいと思っております。この考えは経営理念と行動基準としても掲げております。
次に大事なのは、会社の業績を社員全員が知ることだと考えております。私は毎月の売上、原価、損益などの経営数値を全社員に公開しております。自分の働いた成果が、会社でどれだけ貢献しているのかを実感できるからです。成果を数値化しにくい事務職社員にも意欲的に働いてもらっております。社員一人ひとりが高い目標を掲げ、その実現を目指して創意工夫と努力で結果を生み出し、会社はその成果に対して適切に評価すること、これこそが社員のモチベーションを高めていくことだと考えます。個々の能力を高めていくことと同時に、高いモチベーションを持った社員が増えることによって、その中から新しいリーダーが生まれて経営に参画していく。これが自社の発展に繋がり、結果として社会と業界の進歩発展に貢献することになります。

『人に愛され、人に褒められ、人の役に立ち、人に必要とされ、人に感謝されること』
究極の幸福を追求し、社員教育に邁進いたします。

佐野勝彦